プロファイリングとは本来、犯罪捜査において、ある人の性質や特徴を行動科学的に分析するものです。今までこれをカウンセリングの一貫として実践するまでに至ることがなく、「プロファイリング」「カウンセリング」が別の方法論として語られていました。
FHE代表カウンセラー藤本はこの「プロファイリング」と「カウンセリング」の心理的相互作用を方法論として結びつけ、プロファイリング重視のカウンセリングを提唱し、一番難解な子どもの心を解くヒントとしてこれを用いました。
これにより、よりよい方法でお子さんの自立支援を行うことができ、また支援を通して親御さんも共に学んでいただくことにより、新しい家庭環境が築かれることとなります。
プロファイリングといっても、何時間もかかるものではございません。
当センターでは、専用の質問票にご記入いただくだけで必要な情報はほぼ揃うようになっております。出来るだけ率直にお答えいただける様にお願いしております。
そしてこれとは別に、ご家庭での会話を書き取ったノートをご用意して頂けるようにお願いしております。これらは、状況の把握(エナクトメント)を行うためにです。
エナクトメント(enactment)は、実際の家庭生活での相互作用(コミュニケーション)を再現してもらうというシステム分析になります。これらは原因の追及のためという訳ではなく、普段の生活を客観的に把握して頂くための手段と考えてください。
もちろんその間も、ご連絡いただけるサポート体制にあります。